大仕事終了。
計8日間に渡って通った大手呉服屋様の沖縄染織展のお仕事もついに最終ステージ。
34ステージに渡って素晴らしい染織品にかこまれての演奏は良い時間でした。
今日は琉球紅型宗家16代目、城間栄市さんとゆんたく。
お願いして型作りに使う愛用の道具の写真を撮らせていただきました。
沖縄の箸を使って作る手作りの小刀、島豆腐を三ヶ月間陰干しして作る「ルクジュウ」(突き掘りの土台として使うもの)、
糊引き用の絞り口はサイズの違う米軍の銃弾薬莢を使ったものでした。
重要無形文化財となっている琉球紅型ですが、箸・豆腐・銃弾と、身近にあるものから工夫して作られているのが、また沖縄らしく思えます。
職人道一筋の父の元で育った葛藤、苦労など、楽しいお話を聞かせていただく貴重な機会でした。
この会場を去るのが名残惜しいですが、最後の演奏を終えたら撤収スタート。
本当にお世話になりました。