月島もんじゃ
屋形船営業の帰り、お客様が焼いていたもんじゃの香りが脳裏に焼き付いてしまい、フラフラと月島駅に降り立ってしまったのでした。
老舗の鉄板の前に辿り着くとオーダーは「ベビースターとチーズ」。
キャベツを焼いてまあるい土手を作って、そろそろと汁を流し入れて、ジュワーっと立ち上るソースの焦げる香り。
小さなヘラで剥がしながら、焦げたところからちまちま、赤星をグビグビ。
ネバネバ、ベタベタ、食事ともおやつともつかない変なもの。
だけどなんだか美味しいです。
気づけばお店はグループ客でいっぱい、一人でもんじゃ焼いてるのは自分だけ。
ちょっとさびしい、でも美味しい。
地元東京の名物だけれどそんなに自慢したい訳でもない、なんだろう、もんじゃ焼きって変な感じです。
しかし歴史を辿れば元々子供達のおやつだったと言うのに、今やベビースターとチーズで¥1200とは。
希少になってしまったと言う「駄菓子屋さんのもんじゃ焼き」もいつか食べてみたいものです。
もんじゃ屋形船とのコラボは9月まで続きます。
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